GSM閉経関連泌尿生殖器症候群

GSM(閉経後関連泌尿生殖器症候群)
のレーザー治療とは?

更年期以降に現れやすい、膣の乾燥やかゆみ、灼熱感、違和感、性交痛、膀胱炎などの症状。これは、女性ホルモンの低下によって膣粘膜が萎縮してしまう「GSM(閉経後女性泌尿器症候群)」が原因かもしれません。

インティマレーザーは、膣内にレーザーを照射することで、コラーゲンの生成を促進し、膣粘膜のうるおい・弾力・引き締まりをサポートする治療です。
ホルモン剤を使わないため、乳がんの既往がある方などHRT(ホルモン補充療法)が使えない方にも適しています。

こんな方におすすめ

膣の乾燥やヒリヒリ感、かゆみがある

性交時に痛みや出血がある

パンティーライナーが手放せない

婦人科検診で「萎縮している」と言われた

ホルモン治療ができず、他の選択肢を探している

施術内容と照射部位

対象
膣内全体(粘膜)
方法
膣内に専用プローブを挿入し、円周状に照射
所要時間
約20〜30分
麻酔
事前に表面に外用薬の麻酔を使用し、約15分経過してから処置を行います

施術のポイント

痛みはほとんどなく、温かい感覚がある程度と言われることが多いですが、個人差があります。

施術後すぐに日常生活に戻れます

施術の注意点

治療後、一時的に水様性の帯下の増加、出血が起こることがあります。

治療後の患部の一時的な痛み、腫脹、尿失禁症状が起こることがあります。

約3日間は性行為、タンポンの使用を控えてください。

よくあるご質問

何歳くらいの方が多いですか?

多くは50〜70代の更年期以降の方ですが、40代後半からのご相談も増えています。

ホルモン補充療法との違いは?

HRTが全身のホルモンバランスに作用するのに対し、インティマレーザーは膣内に直接アプローチする治療です。
乳がんの既往など、ホルモン治療が難しい方にもご提案可能です。

効果はどれくらい持続しますか?

3回の施術を推奨しておりますが、個人差があり、1回の施術でも効果を実感することが多いです。定期的なメンテナンスを受けられる方もいらっしゃいます。

料金表

※ 以下の料金はすべて自由診療(保険適用外)です。

  • 当院で初めてレーザー治療を受ける場合に適応